株式会社サイセン|ダストコントロール|クリーニング|清掃用具貸出|業務用マット、モップ洗浄加工|リネンサプライ|埼玉県本庄市
HEART & MIND 株式会社サイセン

株式会社サイセン 取締役社長 金子 章 メッセージ

株式会社サイセンの成り立ちを教えてください。

株式会社サイセンの前身は埼玉染工株式会社、祖父から続く染物工場でした。母が22歳の時祖父が急死、7人兄弟の長女として家業を引き継ぎました。時代の流れに伴い、清掃用品の賃貸・洗濯交換業務(ダストコントロール)に進出し、後に社名も変更。入社2年後に母が病気で倒れ、右も左も分らぬまま、私はこの業界へ飛び込みました。



事業を発展させる為にどのような事に取り組まれたのでしょうか?

私は大学では考古学を専攻しており、経営の事など畑違いで全く分らない状態からのスタートでした。まずは、取引先の現場を見学。現場を見て日中は業務知識を必死で蓄え、夜は経営の勉強。まっさらな状態で取引先の業務をじっくり拝見し、自社の現場に入り、経営ビジョンを整えていきました。そして、近い将来「省力化」の必要性を感じ昭和57年以降、生産ラインを整備していきました。



時代の流れに応じてより強い体質を築いて行ったのですね。

そうですね、生産ラインの整備を進めながら、以前は取引先一社のみの専属でしたが、平成15年から業界内で数社との取引を行い、経営の安定化を図って参りました。清掃用品の賃貸・洗濯交換業務は平成8年頃ピークを迎え、今日では成熟産業です。新たなニーズを今も模索し続けています。その中でも当社の「核」に当たるのが、企業理念の「真心と感謝」であり、先代が培った弱者救済の考えです。障害者雇用を積極的に行い、近年では、高齢者支援に焦点を当て介護サービスをスタートし、経営革新を取得しました。



経営革新の内容はどのようなものですか?

今まで実施してきた清掃用具の賃貸・洗濯交換業務を発展させ、埼玉県北部の高齢者を対象とした日常の掃除洗濯代行サービスを展開するという内容です。当社の掲げる目標は「アメニティーライフ」をお手伝いすることであり、「クリーンサービス」も「介護福祉サービス」も、お客様の快適な生活と暮らしを応援するためのサービスの一環だと考えています。



今後のビジョンを教えて下さい。

今後とも「アメニティーライフ」をお手伝いできるサービスの事業を展開していきます。また、疲弊する小さな地方都市でもあるけれど、ふるさとである本庄のまちの活性化の為に、新たな事業の展開を図っていきたいと考えております。まずは、小さいながらも中心市街地活性化の為、空店舗をひとつでも減らすべく、カレー店をオープンいたしました。地元の方に楽しんでいただくのはもちろん、県外の方にも美味しいカレーを食べてもらいながら、本庄の古き良き町並みを歩いてもらえたらと考えています。

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